浄化 水の力をかりる

ヨガ 瞑想
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スピリチュアリズムとヨガが重なっているなぁと感じることのひとつに、(ヨガの立場から言えば)「浄化」という概念があります。

スピリチュアリズムで直接「浄化が大事」と言われている訳ではないのですが、もっと広い意味で「霊主肉従を実践するためには心身を浄化することが必須」と言えるからです。

一般的には、ヨガと言えばアーサナ(ヨガのポーズ)のことを指しているのだと思いますが、運動的要素重視のヨガではなく伝統的なヨガでは、アーサナに入る前に行うべきことが実は山のようにあるのです。

そしてアーサナの前だけでなく、その後に行うことなどなど・・それらも含めた「全体」を「ヨガ」と呼んでいます。

アーサナの前に行うこと…それが「浄化」で、かなり徹底して行います。アーサナに限らず「ヨガ」に含まれる内容としては、

① 体内の浄化 : 朝一(&日中も)白湯を飲む 腸内をきれいに保つ 内臓を元の位置に戻す

② 身体の洗浄 : アーサナの前にお風呂かシャワー 朝一で口腔内洗浄(舌磨き、歯磨き、オイルプリング)

③ 場の浄化 : 部屋(ヨガをするスペースなど)の掃除、換気

④ 心の浄化 : 瞑想、呼吸法

具体的には大体このような内容になります。この中でアーサナの「前」に行うことが①~③で、④は内容にもよりますが、大抵の場合アーサナの「後」に行います。

逆に言うと、このくらい身体を浄化してからでないと、本来アーサナは「してはいけない」ものなのです。基本的に「ヨガは神聖なもの」という考え方があるからです。

なので、ヨギー・ヨギーニはまるで修行僧みたいな生活をしています(笑)

…って、僧の方々ほど厳しいものではないと思いますが(^^;) イメージしやすい例として挙げさせていただきました。

もっと具体的にタイムスケジュールで(笑)示しますと、起床後アーサナに至るまでの流れは

① 起床、お湯を沸かし始める(白湯をつくる)

② 口腔内を洗浄(舌磨き・歯磨き・プリングの順番で)

③ 白湯を作っている間にヨガ・ストレッチ、換気と部屋の清掃を済ませる

④ 白湯が出来たら1-2杯、リラックスして飲む(口から胃までの洗浄になります)

⑤ 排便、シャワー、バンダ(腸内をきれいにしてから内臓を元の位置に戻します。④よりも下の部分・胃の後!?から肛門までを浄化します)

⑥ アーサナに入ってOK! 朝は「太陽礼拝」もシークエンスに含めます(#^^#)

⑦ 呼吸法 (特に朝ならシャットカルマのひとつ、「浄化の呼吸法」と呼ばれる「カパラバティ呼吸法」を含めるとよいです! )

⑧ 瞑想 瞑想に入りやすくするために、①~⑦をひとつひとつていねいに行うのです…

と、こんな感じになります。これをひたすら毎日繰り返しています。

浄化をする上で、大きな役割を果たしているのが「水」です。四大元素である水・火・土・空気(風)の概念はヨガでも大切にされていますが、その中のひとつである「水」。

ヨガ以外の場所でも、水によって「浄化」がなされる場面が見られます。たとえば神社やお寺をお参りする前には、必ず水で手と口を清めることは誰もが自然に行っています。

修行者の荒行では「滝に打たれる」とか(笑) これは全然一般的ではありませんが(^^;) 

※ちなみに・・シルバーバーチは、無茶な荒行には意味がないと「はっきり」言っていました(笑)(笑)(笑) いかなる場合でも大切なのは形よりも動機・内面なんですね。

水が清らかな川は眺めているだけで心が癒されます。せせらぎの音を聞いているときの心地よさとかも・・こちらは心の「浄化」になりますよね。

雨の日はゆううつ、と感じる人も多いかと思いますがこれも「浄化のひとつ」。そのことを意識して過ごすと、雨の日も心穏やかに快適に過ごせます。

白湯は朝だけでなく、日中も随時いただきます。アーサナや瞑想の「後」にも、白湯で心身を浄化することをヨガでは大切にしています。

それらに加えて自分の場合、日々の「定番・お散歩コース」の中で近所の小さな滝の側を通るのですが、そのミニ・滝を眺めながら「自分が浄化されている」ことを意識するようにしています。

四大元素の力は本当に偉大です。感謝の気持ちを持ちつつ。。

ちょっとしたことなのですが、水による浄化を「水の力をかりよう!」とはっきり意識して行ってみることをぜひ、お試しください! 本当におすすめです(^^)

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