天使や妖精

スピリチュアリズム
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宗教の世界やニューエイジでも、「天使」や「妖精」が普通に登場します。(妖精、はあまり聞かないかもしれませんが(^^;)

妖精というのは、主に自然の中に存在していて、天使の指示により与えられた仕事に携わっているそうです。

子どもにはよく「見える」みたいで、草むらを見て「あ、小さい人がいる~」とか(笑) よく言っています。

次に、天使。

まず、天使には羽はありません(笑) 羽がなくても一瞬でどこにでも移動できますので、不要なんです。

天使界はヒエラルキーになっていて、高次の天使から低次の天使までいる・・という、いわゆる宗教的な概念は「事実」だとのことです。

ただし、真実とは違う概念も同時に「一般的」になっているようです。

事実と異なる最大の事項は、「堕天使」とか「サタン」という存在。これ、宗教がつくり出した幻!?です。

物質世界にいる我々と、霊界にいる存在たちとの「違い」を振り返れば、これは簡単に理解・判断することができます。

そもそも、我々は物質世界で「肉体」の中に閉じ込められているからこそ、努力しなければあっという間に「肉主霊従」の状態になってしまうんですよね。

一方、霊界には肉体という「足枷」はありませんから、霊界の方々は「霊主」の状態にしかなり得ません。

物質世界にいるゆえに、人間が陥ってしまう「肉主」の状態。利己的で、怒りや嫉妬などのネガティブな感情に支配されてしまう、など。

「霊主」しかない霊界の方々がこのような状態になることはありませんので、「天使が利己心を抱いて神に反逆する」なんてことは、絶対に起こり得ないのです。

したがって、サタンは存在しません。

宗教の世界では、自分たちに都合の悪い人や、脅かす存在を抹殺するために、こういう概念を創り出したのですね。

都合の悪いことは全て「サタンのせい」「サタンが取り憑いている」の一言で済ませて、それが「魔女狩り」や「異端排除」など、想像を絶する残虐行為へとつながりました。

どうせ「創る」なら、もっと利他愛に満ちた、人々の役に立つものをつくればよかったのに(泣)

天使は、ちょうど人間と神の間をつなぐような役割を担っています。ただし、ヒエラルキーがありますので、人間の近くにいる天使たちは低層界にいる天使たち、ということになります。

また、天使が直接人間に働きかけることはできません。

なので、メッセージや声が聞こえた・・というのは、天使ではなく守護霊(その他の霊)のものです。

自分もブログで「エンジェルナンバー」のことをよく書いていましたが、これ、正確に言えば「エンジェル」ではなく「守護霊」ナンバー!? と表現する方が事実に近いのでしょう(笑)

また、「自分は天使の生まれ変わりだ。声が聞こえた」という主張も当然事実ではありません。低級霊にからかわれているのか、単なる自分の思い違い(笑)(笑)。こういったエセ・スピリチュアリストはものすごく多いので、騙されないようにしましょう!!(;^ω^)

天使が人間に関わるのは、主に人間が摂理に従っているか、反しているかの判定に関することです。

摂理に従っているときは人間を幸せな状態・気持ちにしますし、逆に摂理に反することを続けていれば、苦しみや困難が生じるようなります。

なので、天使が直接人間を「助け」たり、働きかけることはないのです。

ニューエイジのチャネリングでもよく天使が登場していますが、前述のことからも、そこに登場しているのは天使ではありません。

低級霊がからかっているのか、霊媒の(自分自身気が付いていないかもしれませんが)意識や想像から出た言葉に過ぎないようです。

冷静にチャネラー達から出てくる言葉を吟味してみると、「スピリチュアルではまぁ常識的なこと」「いつも同じ内容の繰り返し」であることに気が付くと思います。

残念ながら、世の中のチャネラーや霊媒と呼ばれる人たちのほとんどは、「金儲け」のためにスピリチュアルを利用して利己心を満たしています。まさに、「肉主霊従」の状態。

サイキックな能力と霊的成長は一致している訳ではありませんので、霊的成長という視点から見ると「かなり低い人たち」ということになります。

つまり・・低級霊・邪悪霊の格好のカモ・獲物になっている、ということなんですね。

ニューエイジの中にも良質な情報はきっとあるのでしょうが、それは残念ながら「極めて少ない」状況のようです。

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