柔軟性が高まるヨガ「鳩のポーズ」編

ヨガ 瞑想
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前回ヨガの記事を書いているときに、「そう言えば以前は全然できなかったのに、いつの間にかできるようになっていたポーズがある」ということに気がつきました。

何年もの間、ほぼ毎日ようにスタジオに通ってヨガを行っていた時には、「なんだか苦手だなぁ」「一生できるようになる気がしない」(笑)と思っていたポーズの数々…

ポーズというよりも、身体の特定の部位の柔軟性が全く変化・向上しない、と言った方が正確かと思います。

自分の場合、特に柔軟性が乏しい…と感じていた部位は「背中」と「お尻まわり・股関節付近」です。

例えば、

・前屈は比較的難なくできるけど、後屈が苦手。

・お尻や股関節周りが硬いと脚が上がりにくいし、硬すぎて痛みすら感じる

…といった有り様でした。

それが、伝統的なハタヨガに出会って以来、数ヶ月ではっきりとこれらの部位の柔軟性が向上したことを感じられるようになったのです。

例えば、割と有名な?ポーズに「鳩のポーズ」というものがあります。どちらかと言えば「難易度高め」でしょうか。よく、ヨガスクールの宣伝写真とかで見かけるポーズです。

鳩のポーズ

このポーズ、まさに自分が苦手とするポーズでした。この姿勢を取るためには背中の柔軟性と、股関節・お尻周りの柔軟性が「必須」だからです。

背中が柔らかくないと、まずこのイラストのように上半身をしっかりと真上に起こすことがそもそもできません。少し前屈気味、斜め前に身体を倒すような形になってしまいます。

更に、背中が硬い人はたいてい肩周りも硬いことが多いので、このイラストのようにしっかりと上半身を起こした状態で、頭の後ろで手を組むことも難しいです

そして股関節とお尻周りが硬いと、このイラストのような脚の姿勢を取ることも難かしい…

ということで以前の自分には、このイラストとは似ても似つかない(笑)「鳩のポーズ崩れ」みたいな残念な姿で、「自分としてはこれが精一杯の完成形」としていました。

どんなに頻繁に、長年、ヨガスタジオに通ったところで、苦手なものは苦手なまま。

柔軟性って、持って生まれたものが大きい(泣)。自分には無理。

と半ば諦めていたのですが…

いつの間にか、結構楽々とこのポーズを取れるようになっている自分がいます。不思議…

そこで、具体的にどんなアーサナが柔軟性upに繋がったのか。それをご紹介したいと思います。

すみませんが「経験者向け」に書きます。

…というのは、イラストを見つけるのが困難だったりする(笑)ので、アーサナの名前を見て、どんなポーズかイメージできる人向けに書かせていただきます。

なのでもっと詳しく知りたい方、初心者の方…ご質問がありましたら、お気軽にコメント等でお知らせくださいね(^^♪

ガス抜きのポーズ (特に片足ずつ行うガス抜き)

いきなり、地味なポーズがきましたね(笑)

えー、まさか。あれって、単なる休憩用・リラックス系のポーズなんじゃないの?

というブーイングが聞こえてきそうです。しかし、これ、ものすごく柔軟性upに効きました。

ただし、ちょっとコツ…というか、意識するポイントがあります。

ポーズを取っている時に、力を入れるのは手だけ、というのが最大のポイントです。

その他は完全に力を抜いて、呼吸も自然に任せます。

トカゲのポーズ

レプタイル(笑)、登場。

というか、このポーズが柔軟性upにいいよ、というのは結構有名かもしれませんね。

Yoga実践者だけでなく、身体を鍛えている人たちもよく、YouTubeなどで「トカゲのポーズ、最強」といった発信をしているのを見かけます。

自分はとにかく股関節周り、お尻周りが硬かった…と前述しました。今でも決して、柔らかい人たちに比べたらそれほど柔軟性が高いわけではありません。

しかし、その「超絶硬かった」時に、このポーズを初めて試した時…

全然できなかったです(笑) 「いやほんとマジで無理」って思いました。

それが、少しずつ、少しずつ、毎日地道に続けることで奇跡が!! このポーズも、結構ラク?な感じでできるように、いつの間にかなっていたんです。

「ラク」というと語弊がありますね…

苦しさや辛さよりも、ストレッチの気持ちよさの方が断然勝るようになった、というのがより真実に近い感覚です。

トカゲが気持ち良く感じるようになってくると、鳩のポーズも同じように「辛いよりも気持ちいい」の方を強く感じるように変化します。

半分の鳩のポーズ

これもよく、柔軟性向上に効くポーズとして紹介されているかと思います。

しかし、、、

スタジオに通っていた頃は、どんなに繰り返しこのポーズを練習したところで、ちっとも柔軟性は向上した気がしませんでした。

こちらもただ漠然と行うのではなく、少しコツがあるように思います。

それは、「陰ヨガのように、じっくりと少し時間を長めにポーズをとる」ようにすること。

スタジオで行うヨガにもこのポーズはよく出てきますよね。

しかし、スタジオのプログラムはたいていフロー的に(流れるように)行うことが多いので、ポーズをとっている時間があまりにも短かすぎるのです。

柔軟性を高めることを目的とするのであれば、家でじっくりと取り組む時間を取らなければ、無理かと思います。(自身の体験から)

つまり「数よりも質」

それを意識しないと、柔軟性upについては、残念ながら効果を感じることができないのではないかと思います。

…と、以上、3つのアーサナをご紹介しました。

どれもこれも、経験者なら「一度はやったことがある」ポーズではないかと思います。

しかし、スタジオで行うだけ・短時間ポーズをとるだけでは、柔軟性向上の実感を得ることは難しい…ということを、自分は身をもって体験しました。

なので、本気で柔軟性高めたい!! と思っているヨギー・ヨギーニのみなさんは、ぜひ、じっくりと自宅で、これらのポーズに取り組むことをおすすめします。

意外なくらい短期間で、効果を実感することができる「かも」しれません。もちろん個人差はあると思いますが…

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