職場のストレスが原因で病気になってしまう人は、大抵「真面目」で「いい人」。相手のことを考えすぎて、はっきりと断れないんですよね…それで無理をしてしまう。
/https://meurydice.com/beginning-of-adjustment-disorder/
それぞれにふさわしい、適切な場所にいればハイパフォーマーな方なのに、環境のせいでやる気もパフォーマンスも下がってしまい、最終的に病気に進んでしまう…
これって、誰にとっても不幸なことだと思うのです。当人はもちろん、職場にとっても。
なので、やはり「早期対策」が必要、と強く思います。経験者の1人として…
まだ幸い「病気」とまではいかないけど、職場に違和感を感じている、苦痛を感じている、という方々向けに、以下のことを調べてまとめてみました。
(特に、YouTuberの「マコなり社長」様、「メガネ転職コンサル」様の動画サイトから大きな情報をいだたいております。これは本当に励まされます…。みなさまもぜひ、検索して見てみてください!!)
話しが元に戻りますが、結論から先に言うと「速攻で今の環境が適切なのか不適切なのか、普通といえるのか異常なのか、を見極めて行動に移そう!」ということ。
以下に「判断基準」を列挙してみますので、少しでも参考になれば幸いです。
長時間労働が普通
これは、もう有無を言わさず「アウト」な会社です。どんなに身体的にも精神的にもタフな人でも、長期間そんな生活に持ちこたえることは不可能、と考えられています。
最初からこういう場所で働いている人にとっては「当たり前」なのかもしれませんが、これは決して普通ではありません。長時間労働って異常なことなんです。まずはそのことを認識しましょう。
ただし、その「労働時間」が「自分でコントロール可能」なのかどうか、というのがもう一つの軸として検討すべき点ではあります。
会社全体として長時間労働を強いられる、定時あがりは白い目でみられたり「仕事してない」と陰口たたかれる、という職場と、自分の裁量と意思で、敢えて集中して仕事をしている状態、というのとでは全く意味が違ってきますよね。
長時間労働が普通の会社は、評価基準も仕事の成果ではなく働く時間の長さが基準になる、という時代錯誤(笑)な組織と考えられますので、早々にexitすべき場所の筆頭とも言えます。
さらに面倒くさいのが、長時間労働が当たり前と思っている人たちって、労働時間外や休日に関わらず一方的に連絡してきたりします。これも全然普通な事ではないんです。
そして、そういう風に(同じような感覚で)働かない人たちのことを非難の目でみたりするので、まるで普通の人の方が「え、自分がおかしいのかな」と錯覚してしまうことも。
とにかく、これは相手の方が明らかに異常な訳ですから、洗脳される前にさっさとEXIT。転職を決意した方が良いと思います。
仕事に創意工夫の余地がない
もしも今行っている仕事が完全なルーティン的な内容で、「こうやってみたいな」とか「こうしたら面白いかも」など、何かアイデアを提案したり実行したりする「余地」がない場合。
しばらくは何となくやり過ごせるのかもしれませんが、どこかで心が破綻します。
実は、自分もそうでした…
「あなたたちは文句を言わないで、与えられた仕事を大人しくやっていればいい」という方針の会社。
これでモチベーションが維持できるはずがありませんよね。
自分もかなり早くからこのことには気が付いていて、そういう状態に苦痛を感じていたにも関わらず、ずるずると居続けてしまったこと…とても後悔しています。
好き嫌い人事
これも、行動を先延ばしにしているとひどい目に合うことになる、要因のひとつです。
よくありがちな話ではありますが、決して「普通」ではなくこれも異常なことです。そして、こういう会社に居続けたところで、状況が変わることはまずありません。(=不幸になるだけ)
たまたま気に入られた人はラッキーなのでしょうが、逆の場合は最悪です。
仕事で何か結果を出しても、認められることがありませんし、昇給なども当然ありません。一方的に「搾取される」だけの関係性が延々続くことになります。
それでもあなたは大丈夫ですか? 今の会社にそのまま居続けたいと思いますか?
役職者の問題
高圧的な態度をとる人、高圧的ではないけど部下に無関心な人、どちらも上司としては「失格」とされています。
高圧的な人はいわゆる「ハラスメント」な人。つまり、幼稚でレベルが低いということ…そんな人たちが成長するのを根気よく待ってあげる必要なんて、全然ありません(笑)
これらの人々がやりがちな行為のひとつに、他人の前で怒ったり責める、があります。
これが「当たり前」になっている会社は、かなりやばいです。
その低レベルな行為が周囲の人々や本人に与える影響について、考えることができないほど愚か(あほ)で衝動的な人を、よりによって会社が組織の上に置いた(任用した)、ということになりますので。
こんな会社に当然未来はありません…カシコイ人ならすぐに分かりますよね。
また、高圧的ではなくても「無関心な上司」というのは、研究結果では「最悪」とされているようです。
無関心ということは、要は「あなたは重要な存在ではない」というメッセージを送っていることに外ならず、これは最も他者を傷つける行為のひとつです。
よく、憎しみを向けられるよりも無視される方がこたえる、きつい、とか言われますよね。
そのような、ある意味人間の尊厳ともいえるものを平気で傷つける行為を、甘んじて見過ごす必要は全くないのではないでしょうか。
「親ガチャ」なんて言葉がはやっているようですが、「上司ガチャ」にもしも外れてしまったら…
親ではありませんし、しょせん赤の他人。即、見切りをつけていいと思います。
悪口や影口が多い
まぁ、どんな職場でも多少はあると思うんです。でも、明らかに多い…と感じるのではれば、EXIT を検討する余地が十分あると言えます。
精神衛生的にもよくありませんし、スピリチュアル的にもネガティブエネルギーが蔓延している場所に長く居過ぎると、最終的に身体の症状となって表れてしまうかもしれません。
ってか、これ、エンパスの人たちにとっては耐え難い苦痛になりますよね(^^;)
ある研究でも、この「陰口」デメリットは、一部の優秀な人たちがもたらすメリットを台無しにしてしまうほど悪い影響をもたらす、という結果が出ているそうですよ。
優秀な人、普通に良い人たちが次々と辞めていく
これもありがちな話ですね。なんでだろう?と、外部の人は不思議に思っていることでしょう。
これまで挙げてきた項目について「おかしい」と気付いた人の中で、賢く行動に移せる勇気のある人は、どんどん見切りをつけて「脱出」していきます。
なので、結局残っている人はみんな同じような感じの人になりますね。行動する勇気がでない・適切な判断ができない。なのに、不満は抱えることになるので会社の悪口を言い続ける、とか。
ここにいても何も自分にとって良いことがない、得るものがない、と分かっている。自覚している。
なのに、何も行動を起こさないで、このネガティブな状態を放置しておく。
そして、多少の不満はどんな会社にいてもありますが、そうではなくて大きな不満を抱えながら、働き続けた結果…
そう、病気になってしまうです。適応障害とかうつ病。
一番大切なはずの、自分自身を傷つけてしまうことになるんですね。
この代償は、あまりにも大きいと思いませんか?
冒頭に、適応障害の予防と対策、と書きました。
結局、予防と対策が講じられるのは、ほかならぬ自分自身であることに、まず気が付いていただけたら嬉しいです。
さて、ここに挙げた項目をみていただいていかがだったでしょうか? ちなみに自分、全部あてはまります(笑)
なので、きっと他の方々も「ああ、自分がおかしいんじゃないんだ。相手の方がヘン(異常)なんだ」ということに着目していただけると、少し気持ちが落ち着くのではないかなと思ったのです。
そう。あなたが悪い、おかしい、ということではないのです。
ただ、今いる場所があまりにも、あなたにふさわしくない場所、ということ。
そのことに気が付いたら、次に起こすアクションについてじっくり考え、作戦を立てましょう!!
次の機会には、そのことについて書きたいと思っています。
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