かねがね「訪れたいなぁ」と思っていた場所の一つ、久能山東照宮と日本平。ようやく訪問する機会に恵まれました!
なぜ、この二つの場所が「セット」のように扱われているのかというと、ひとえに「交通の事情」によります(^^;)
日本平はその景色の美しさ・壮大さで有名な場所です。この地を代表する?高級ホテル「日本平ホテル」は、とても有名ですよね。一度泊まってみたい!という方も多いのではないでしょうか。
数年前にはその景色を一層楽しめるように、「日本平夢テラス」という展望施設が建てられました。こちらはなんと入場無料!!なんですよ。
日本平夢テラスにはちょっとしたカフェも併設されていて、ますます観光客が楽しめるように整備されています。
一つだけ難を挙げれば…車じゃないと、ちょっと行きづらい場所にある、ということ。
自家用車以外で訪問する場合には、自分が知る限りでは、バス便(しずてつジャストライン)一択になります。
バスはとても便利で快適! でした。静岡駅から1時間に1本の頻度&所要50分くらいで日本平まで行くことができます。
まぁ実際に訪れてみたところ、恐らく9割方のみなさんが「お車」でいらしてましたが…(笑)
そして「久能山東照宮」へのアクセスなのですが、この「日本平」から東照宮までのロープウェイが出ています。
こちらは所要5分、時間帯により10-15分単位で運行されているのでとても便利です。お車でいらした方も、ここからは全員ロープウェイを利用されます。(ちなみに、麓から徒歩という選択肢もあります!!)
以上のような「アクセス事情」により、「日本平」と「久能山東照宮」は「セット」で訪れる人が多い、という感じになっているのです。
そして「久能山東照宮」。
こちらは、その「東照宮」という名前からも分かるように、徳川家康公(東照大権現様)が御祭神として祀られている場所で、徳川家康公の「廟所」になります。
なんでも家康公のご遺言により、こちらにて眠られている、とのことです。
とても静かで、美しい場所です。実際に訪れてみると、なぜ徳川家康公がこの地を永眠の場所に選んだのか…ものすごく「伝わってくるもの」を感じました。
ちなみにこの記事のトップ画像は、久能山からの駿河湾方面をのぞむ景色です。
もう本当に、言葉が出ないほど美しい…きっと家康公も文字通り「安らかに」、この場所で眠られていることでしょう《≡^o^》
なんと!! ここで、こうくるか!?…「意外だけと、いかにも静岡らしい」ものに出会いました。
このようなコラボは、きっとここでしか見られないでしょう! 貴重です。それにしても家康公、カッコイイですね(^^♪
GOLDっていうのがまた「家康公っぽさ」を醸し出していて、いいなぁ・・・と思います。
こらち、久能山東照宮にていただいた「公式パンフレット」なのですが、
この左下に、家康公の「御遺訓」が書かれています。
久能山東照宮の公式サイトを拝見したところ、徳川家康公の人生は必ずしも順風満帆だった訳ではなく、あらゆる辛苦を経験した上でついに平和な国を作り上げた、という意味の記載がありました。
そのことを念頭におきながら、この御遺訓を読んでみると、より深く心を打つものがあります。
「人はただ身の程を知れ」
なんて大権現様に言われてしまったら、自分のような一般人は、もう返す言葉などございません(笑)
それにしても、こんな考え方をされていた徳川家康公って、一体何者!? なのでしょうか。単なる武将・将軍、つまりクシャトリヤ層!?とは思えません。
この時の「生」では、立派な「クシャトリヤ」としての人生を全うされました。でも、「次の生」ではきっと「バラモン」として生まれて、どこかで説法を説いていたのかも…
そして、その時の「生」で「解脱」されたのかもしれません。
…なんて、「妄想」を膨らませながら楽しんできた「小旅行」でした(˘◡˘)
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