二項対立は何のため? その後の考察

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反なんとかと、何とか推進派との間に繰り広げられている「二項対立」について、激しい違和感を感じたことを以前記事にしました。

/https://meurydice.com/what-for-this-dichotomy/

その後、「アンチ」も「推進」もそれぞれの主張がありますので、バランスよく両者の発信を閲覧してみたり、少し踏み込んだ「この世の闇」(笑)的なことも調べてみました。

彼らが繰り広げている「二項対立」バチバチっ💢の中で、よく耳にするのは「光と闇」という対立構造です。例えば「既に光が勝利しました!! 闇の撲滅は時間の問題です」という投稿とかを目にすることは、とても多いです。

これって!! …まさに、ニューエイジ・スピリチュアルそのもの(^^;)

一応どちらも、相手が闇で自分は光、という主張をしていらっしゃいます。(そりゃそうだw)

しかし、自分のような「庶民」「一般人」から見れば、正直なところ「どっちもどっち」にしか見えません。

ここで唐突ですが、少し「闇」についての補足をしたいと思います。

巷で囁かれている「闇の勢力」というのは、「有名な」ロックなんとかとか、ロスなんとかとか、イルミなんとかとか、フリーなんとか、でしょうか。

この中でもロックさんやロスさんについては、実在している資産家…ということで、まぁ単純に、巨大な資産を持っているから世界規模で政治や社会、経済に大きな影響を与えている、というのは理解可能かな?と思います。

一方、果たして本当なの!?という部分が、いわゆる「悪魔崇拝」という点。儀式を行うために、生贄として子どもをどうにかするとか…常識的には「ありえないだろ」という噂が囁かれているようです。

まさか本当にそんなことが…だとしたら、この世界、この地球、もう終わってる(笑)と思わざるを得ません。

なので、一応今の時点では「流石にそれはないだろう、ってか、そうであってほしい」という強い願いを込めて、「信じない」ようにします。

ここでは「悪魔崇拝」について少し考えてみたいのですが、多くの記事によれば「本当に悪魔は存在している」という前提のもとで、「闇の勢力は儀式を行なっている」という意見が主流のようです。

悪魔というのは、具体的な名前としては「ルシファー」。キリスト教の人でなくても知っているくらい、有名な堕天使ですよね。

さて、この世にルシファーは存在するのでしょうか?

人それぞれ見解は違うと思いますが…常識も非常識もあまり先入観で排除せずに検討してみると(自分の意見に過ぎませんが)、

「物理的には存在しない」だろう。

しかし、「人の心に巣食う存在として居座る」ことは、十分有り得るのではないかと思います。

ヴェーダには、次のような言葉があります。

このプルシャは生れると肉身に到達し、諸々の悪と結合されます。彼が肉身から脱して死ぬるとき、諸々の悪を捨て去るのであります。

ブリハット=アーラヌヤカ=ウパニシャッド 岩本 裕氏 編訳「【原典訳】ウパニシャッド」ちくま学芸文庫 2013

(プルシャ=アートマンと考えます)

我々が霊的な存在である時には、「悪」という性質は「持ちようがない」ということが、この文章から分かります。

この世に降りてきて、肉体を持った(人間として生まれてきた)瞬間から、「悪」という性質を持つようになる。

肉体を持っている(現世で生きている)限り、人間である以上は誰でも、「悪」の要素を必ず持っている。

しかし幸いにも、自分の言動を「選択する」自由が人間には与えられています。

「善」でも「悪」でも、どちらを選んでもいいんです! それは、あくまでも個人の選択に委ねられている、と言うこと。

なので、多くの人は「善」を行うのではないかと思いますし、一時の気の迷いで「悪」的な行動をしたとしても、すぐに「しまった!」と反省したり、罪悪感のようなものを抱くのではないでしょうか。

このことから、「ルシファー」は実在というよりも、あくまでもメタファとして捉える方が常識的にも、一般的な思考処理においても「無理がない」のでは、と思います。

ロックさんも、ロスさんも、傘下とされるイルミさんもフリーさんも、その他関連されると言われている様々な宗教、新興宗教、芸能界、マスコミ・報道、政治家…etc

どうやら「資産家」「有名な人」「表舞台で活躍している人」「一見良さげなことを推進している人たち…環境問題とか募金・途上国支援とか」と言った、私のような生粋の庶民(笑)層を除く、身の周りのあらゆる人々がどうやら「闇」に絡んでいるらしいです。

確かに…

「有名人」= エゴをコントロールできない人々…関連する「六毒」は「傲慢」や「妬み」

「資産家」= 必要な分をはるかに超えてもなお、お金に執着する人たち…「貪欲」「執着」

そして、その両者は大抵の場合「両立」して、更なる六毒「欲情」や「怒り」などを生み出しているのでしょう。

「ルシファとはメタファ?」と前述しましたが、闇の人たちとはいわば「六毒」に囚われている人たち、と言い換えることができるのではないかと思います。

でも、でも、ですよ!?

彼らも私たちも同じ「人間」なんです。

ヴェーダの教えによれば、肉体から解放される瞬間、誰もが「悪」からも解放されることになっている、とのこと。

やはり、全ては繋がっているんですね。

悪とか善とか、そういうことが機能するのはあくまでも物質的な次元にいるときだけ。

冒頭に戻りますが、二項対立に激しい違和感を感じたのは、おそらくみんな同じ人間なのに、根底では繋がっているのに、どうして対立するのか? ということに起因するのではないかと思いました。

アンチも推進派も、どちらも「相手が敵」「自分は正しい」と思っているけど、実はどちらも根底部分では繋がっている。。

なのに、そのことに気が付かず、お互いを激しく攻撃している。

それはまるで、自分自身を傷つけているように思えます。

この世の闇は巨大過ぎて(なんせ、ロックさん、ロスさんですから(笑)) 、自分のような庶民には太刀打ちできない、このまま滅亡させられるのかぁ、、、と思っていました。

でも、少なくとも自分はまだ、彼らほどは「六毒」に囚われていません。

ミニマリストで物欲がないし(笑)

あの世に行くことに全く恐怖もない。

人前に出て目立ちたいというエゴもないし、「マウント取る」とかも全く興味ない…

ただ、心穏やかな日常を過ごせれば満足。

…自分は一般的な「庶民」という自覚のある人は、「心穏やかに過ごしたい」という部分は同じような気持ちをお持ちなのではないでしょうか。

例えば芸能界の人、大丈夫なの? 闇が深過ぎ…って思いませんか(笑)

一方で引退した人は、勇気ある決断ができてよかったよね! って思います。

なので、劣勢に見える「庶民」ですが、深くみていくと実は「勝ち組」(笑)なのかもしれませんよ

勝ち組って言葉そのものが、ヴェーダ聖典には馴染まないような気がしますがw

六毒から離れるように日々心がけること…

これこそが、最もルシファーを近づけさせない「秘訣」になるのかもしれません。

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