100%自己責任=スピリチュアリズム

スピリチュアリズム
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スピリチュアリズムについて書かれているものを拝読すると、「因果関係」「カルマ」「摂理」「自業自得」などの言葉をよく目にするかと思います。

つまり、自分にいま起こっていることの原因は良い事であれ悪い事であれ、全て自分自身に原因・責任がある、という考え方です。

これは考え方、というよりも、霊的真実と言った方が適切でしょう。

そしてこれは、ニューエイジではきっと「引き寄せ」という概念の中に入ってくるものだと思います。

「良いことも悪いことも、全て自分が引き寄せている」というのはニューエイジ・スピリチュアルにとっては「当たり前」で広く普及している概念ではないでしょうか。

因果関係と引き寄せは、当然のことながら異なる概念になります。

「因果関係」は一言で言えば「カルマ」。自分で蒔いた種は自分で刈り取る、という考え方です。

ただし、それが現生で完結するとは限りません。前回の再生のときのカルマを現生で今取り組んでいる真っ最中なのかもしれません。

また、今世で作ってしまったカルマの清算が必ずしも今世中に終わるとは限らず、重いものであれば、「次回の再生時」に繰り延べられるのでしょう。(怖いですね…)

一方引き寄せの方は、カルマというよりは「想念」のことではないでしょうか。

霊界に入るひとつ前の準備段階、アストラル界(幽界)にいるときに体験する「願ったことは何でも叶う」を、今世でイメージしてみる…というのが由来なのではないかと思っています。

これは自分の「主観」なので、あまり囚われないで聞き流していただければと思いますが…この違いこそ、高級霊から伝達された知識である「スピリチュアリズム」と、それ以外をソースとしている「ニューエイジ」とを区分するポイントではないかと感じています。

ニューエイジにどっぷりとつかった後にスピリチュアリズムに出合った自分だからこそ、そのことが実感できるのだと思います。(もしも、ニューエイジの知識がないままスピリチャアリズムに出合ったならば(それはちょっと考えづらいですが・・)、このような考えは出てこなかったでしょう)

シルバーバーチのような超・高級霊は、神の摂理に関する理解が我々の理解の及ばないほど深いのでしょう。

なので、それを我々のような、(特に波動の極端に低い…下から二番目の惑星である)地球に生まれた人間にそのことを伝えることは並大抵のことではない、と推察いたします。

どうしても、神や摂理に対する我々の理解は足りなかったり誤解したり、間違った解釈をしたりしがちになるのでは、と思います。

なので、この「摂理」という事実を無視して、自分たちに都合のよい「神」をつくり出し拝んできたのが、今地球上に存在する全ての宗教、ということになるのかもしれません。

ニューエイジのソースはその内容から推測すると、地縛霊ではないのでしょうが、アストラル界にまだ留まっている低級霊からの伝達だと思われます。

そのため、アストラル界のことであれば、低級霊ご自身が体験していることなので正確に我々に伝えられるのでしょうが、それ以上のこと(霊界の実際、事実)に関しては未体験なので伝えることができない…ということなのだと思います。

このことから、地上に近いアストラル界の詳細・様子を我々に伝えてくれているのがニューエイジである、という解釈が自然ではないかと思われます。

そしてアストラル界独特の「引き寄せ」現象が物質世界にいる我々にとっては特に魅力的なことから詳しく伝えられ続けており、物質世界でも疑似体験したいと考える人たち(そりゃあそうですよね(笑))を惹きつけてやまないのでしょう。

一方、そういう世界をずっと超越したところにあるのがスピリチュアリズム、霊的真実であると言えます。

神の真の姿は、100%の公平性を保っていること。祈ったからと言って、誰のこともひいきしたり助けたり、救ったりすることは絶対にありません。

このことから、神社やお寺、教会で神に救いを求めて祈ったり、何か夢を叶えてほしいと願い事をすることは、見当違いどころか間違った行為であると言い切ることができます。

摂理に反したことをして、それを「帳消しにしてください」とお気楽に祈る自分勝手な人間たち…愚かですよね。絶対に叶うことはありません。

まぁ、このくらいで「新たなカルマが生じる」とまでは思いませんが(^^;)

このように100%自己責任なのが「摂理」です。なので我々にできることは、一言でいえば「カルマ発生予防」に努めること(笑)

① カルマが生じないような生き方をすること。摂理に反しないこと。

② 間違った行為をしてしまった場合は潔く罪を認め、反省し、摂理に反したことは全て改めること。(人のせいにしない!! 自業自得!!(笑))

後は、スピリチュアリズムの基本である霊主肉従の生活・利他愛の実践を心がけること、になります。

一見とても厳しいように見える「摂理」。でも、完全な公平性が保証されているということは、この世の「悪事の数々」が決して見逃されることはない、ということも意味しています。

個人的に、とても不快に感じている悪事のひとつである「詐欺」。

人の物を不正に奪い取ってまで、お金を欲しがるのか…物質世界に毒された人・利己主義の典型を見るようで非常に不愉快かつ、悲しい気持ちになります。

次から次へと悪知恵を考える人って、いるんですね…お年寄りを騙すなど、きっと低波動の地球ならではの現象なのでしょう。

もちろん今世…物質世界でも警察の方々が取り締まって下さっていますが、仮に、現生で逃げきれたとしても、その人たちは最終的に摂理には逆らえません。

潔く罪を認めることもなく、反省することもなく、他人から奪ったお金で自分の私腹・私利私欲を満たした人たちの罪は、きっと死の瞬間から霊界に入る(いつになるかわかりませんが(笑)) までずっと、心を焼き尽くすような苦しみを与え続けることでしょう。

厳しいけど、公明正大・完全な公平性が神の摂理であるという霊的真実(スピリチュアリズム)。

祈れば救われる、とおしえる(うそですが…)宗教と、それを信じる人たち。

アストラル界でのことが、物質世界でも実現できるとなぜか「勘違い」されてしまっているニューエイジ。

どれを選ぶのかは、あなた次第(笑)。個人の自由であり、これこそ自己責任なのでしょう。

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