スピリチュアリズムを知って気が付いたことのひとつ。
もしかするとニューエイジの「スピリチュアル観」て、まさに幽界(アストラル界)そのものではないかと思うのです。例えば、
★願った瞬間、その願いが叶う。(何か食べたいと思うと、目の前に食べたいものが現れる)
★行きたい場所に瞬時で移動できる (時間や空間が物質世界とは異なる)
★誰かに会いたいと思えば、次の瞬間その人と会える (例外 相手の自由意志により拒否される場合は叶わない)
★働くという概念がない。各自本当にやりたいこと、好きなことをしているだけ。それが仕事。
★お金は不要。
などなど。
こういう世界は「波動が高い」と思われていますが、全然そうではなかったんですね。むしろ地上に近い、低いバイブレーションの世界ということになります。
我々から見ると「夢のような世界」(笑)ですが、案外近くにある世界、でもあるんですよね。
結局のところ、「引き寄せの法則」その他諸々のニューエイジ・スピリチュアルは、幽界の世界を描いたものなのかな、と今は感じています。
それなら高次の霊からの情報は一切不要なので、いくらでも情報を送ってくれる霊的存在はいますからね(^^;)
幽界での生活、夢のようではあるのですが…やがてこういう生活は「飽きる」みたいです。
そして、幽界で完全に物質的なものへの執着から脱却することで、ようやく霊界の世界に入っていく、というのが平均的な霊の進み方となっています。
スピリチュアリズム関連で、この幽界に長く留まる霊もいる、という話を読んでとても印象に残りました。
幽界での何不自由ない暮らしが気に入り、そこから抜け出したくない。ずっとこのままで良い、と思っている人の体験談のようなものです。
「私はこのままでいたい。ここから出たくない。本当に満足しているのに、周りの人からはそろそろここから出て、もっと素晴らしい場所へ移動した方がよい、と言われるんです」
「でも私はこのままでいたいんです。どうしてみんな、私にそう言うのでしょうか」
・・という感じ。これが何度も繰り返されるお話です。
最終的にはこの方も霊界入りして、その素晴らしさを語る場面も出てくるのですが。。
自分の中では、不思議とこの話が印象に残りました。何だか、この人の気持ちも「分かる」ような気がしたのです。
ようやく、大変な思いをした現生での修行を終えて幽界入りを果たし、ほっと一息・・ここでは何でも自分の思い通り。理想の家、理想の暮らし、理想の仕事。何て素晴らしいの!!
…と、幽界ライフを満喫している時に、「そろそろ卒業すれば」と言われてしまうと「えー」(笑)って思うのかもしれません。
もちろん、「卒業」が高次の霊たちから強要されることはありません。あくまでも本人の成長と自由意志によって、一つ上の段階(霊界)へと進むことになるのです。
自分の場合はどうなる(どうする)のかな(笑) と、今から楽しみにしているところです。
因みに・・地上で既に十分な霊的成長を果たした人は、幽界は必要なく一気に霊界入りするそうです。
本当は、それが一番の「理想」なんでしょうね。
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