Plug In Baby / Muse

音楽
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まず最初に、Plug In Babyとは何か。(笑)

Museという、イギリスのロックバンドの曲です。因みに…Origin of Symmetryという2001年のアルバムに入っています。

サビの「マイプラギンベイベーーーーー」っていう部分がとても印象的な歌なのですが、ここのところ、ある出来事をきっかけに何故かこの歌、というか歌詞や意味のことを考える機会が多くなりました。

そもそも…Plug in babyって、どんな状態や!? ですよね(^^;)

「プラグに繋がっている」ということで、Museのフロントマン・兼ギター担当のMatt Bellamyのギターのこと? という解釈もあるみたいです。 

本人(Matt)は「何か意味があったと思うけど忘れた」(笑)と話しているとか…

まぁ、当人も「忘れた」と言っているくらいですから、これはもう勝手に意味を想像するしかないようです。

‘Baby’ですから、カノジョとか恋人、パートナーのことを表している…というのが一般的な意味になるかと思います。

しかし、自分が感じたのは「自分の中の、もう一人の自分」のようなものなのでは、という「仮説」。

単純にラブソングという文脈の中で意味を見つけようとしても、何だかしっくりこないのです。

サビの部分の、この歌詞

My plug in baby

Crucifies my enemies

When I’m tired of giving

My plug in baby

In unbroken virgin realities

Is tired living

‘crucifies my enemies’

‘when I’m tired of giving’

特にこの部分がめちゃくちゃ印象に残ります。

自分がこの部分から受け取った印象は、「今まで我慢に我慢を重ねて頑張ってきたけど、ついにキレた」wときの、心の推移。

何かが自分の中で「ぶちっ」と音を立てて崩れていく。

もう我慢するのはやめた。

自分に嘘をつかないで、自分らしく生きる、という宣言。

そんな「決意」のようなものを感じるのです。

自分の内側の「深層」に隠れていて、時々表に少しだけ顔を出すだけだった「もう一人の自分」。

「表層の自分」が周囲の状況に合わせて、周りの期待に応える役割をずっと頑張って演じ続けてきたけど、何らかの出来事をきっかけに ’when I’m tired of giving’ 「もう与えるばかりの人生に疲れた」という気持ちになったとき…

ついに「もう一人の自分」が表に表れて crucifies my enemies…「敵」を磔にする(裁きを与える、みたいな意味でしょうか)

そして「もう、私はお前らの言いなりにはならない」と高らかに宣言する雄姿。

crucifyやenemiesっていう言葉に、相当我慢してきた感(笑)が漂っているように感じました。(主観です、主観w)

そんなことを漠然と考えながら、何となくこの曲を繰り返し聴いていたときに、身近なところで「我慢に我慢を重ねてきたけどついにキレた」という出来事が起こりました。

自分自身のことではありません。

誰もがこの出来事に驚き「まさか、あの人が。どうしてこんなことに…」という不可思議な気持ちを抱いている様子。

でも自分には「ピン」ときました、直感的に。

「今まで頑張ってきたけど、とうとう我慢できなくなったんだな…」ということが分かってしまったのです。

と言うのは…その方と一番最初に出合ったときのこと、こんなことがありました。

私とその方はある理不尽な事由により、我々には全く関係のないことで「非難され、怒られ、嫌みを言われる」という散々な目に合わされました。

そのような目に合わされたいきさつも概ね想像ができました。本来それらの罵声を受けるべき「過失の当事者」は背後に隠れ、我々にその役割を押し付けたのです。

自分は「こういうの慣れてるし」「今まで似たような経験たくさんしてるし」(^^;) まぁ「またか」って感じだったのですが…

その方はきっと、驚いたと思うんですよね。

「罵声を浴びた」こと自体よりも、背後に逃げた人に対して。

人間て、ここまでずる賢く立ち回れるのかっていうことに、恐らくショックを受けたのではないでしょうか。

散々悪く言われて、悪い事は何もしていないのに平謝りをして(笑)、ようやく解放された帰り道、私はその方に恐る恐る「大丈夫でしたか…」と声を掛けました。

自分よりもずっとお若い方なのですが、気丈に振る舞っていらして「大丈夫です」と笑顔で答えてくれましたが、お気持ちを察するととても胸が痛みました。

そんな「ご縁」もあり、その方とは時々親しくお話できる間柄になれました。

最後にご連絡いだたいたときにも、私には何の非難の言葉もなく「本当はもっと一緒に色々なことに取り組みたかったです」と言っていただけたのですが…

その出来事以外にも、きっと彼女にとって「理不尽な我慢」を強いられることが山のようにあったのだと思います。

これからは、もうその方が我慢しなくても良い環境で、自分らしくのびのびと生きていかれますように…

それだけが、心からの「願い」です。

Museも応援してますよ!! 多分(笑)

【おまけ】

もうひとつ…「ついにキレた」で印象深いのは、同じく英国ロック界のレジェンド(笑) oasisの解散劇。

ライブの会場に満杯のお客さんを残して、バンド脱退を決意して会場を後に車で立ち去るアニキ(Noel Gallagher)。。

もちろん、gigは中止になって現場は大混乱に。

その後アニキは、お客さんを置き去りに去ったことは残念と思っているけど、バンドを去ったこと自体は「後悔していない」と語っていました。

解散は残念だとしても、その後のソロでの活躍ぶりを拝見する限りでは、やはり「自分に嘘をつかないで生きる」ということは人にとって基本的で大事なことなのではないかな、と感じます。

色々なことがあってすっかり「あきらめモード」。

「沈黙を守る」「余計なことはしない・言わない」など、何だか死んだような生き方をしている自分にとっては、少しうらやましい…というかまぶしい光を感じた出来事でもあります。

それにしてもMuseとoasisとは…何とも不思議な組み合わせになりましたねw

oasisのLiamは、「museは恐い(笑)。でも人気あるんだよな。。ギターだけならまだいいんだけど、歌い始めるともうダメ」とか、そんなこと言っていたような気が…(^○^) 

これ、自分的には笑いのツボですwww


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