「何のために働くのか」再考その2

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以前の記事で、何のために働くのか・・ということについて、堀江貴文さんの著書と絡めて考察したことがあります。

何のために働くのか、再考
またまた堀江貴文さんの著書を拝読いたしました(^^♪ タイトルは「僕たちはもう働かなくていい」。題名からしてスピリチュアル全開です(笑)その根底にある堀江さんの信念のようなもの、がまさにスピリチュアルなのです。例えば、「遊びが仕事になる」「私の意識はすべて、"いま"に集中している」

そもそも、人間の中核をなす欲求と考えられている「周り・世界を少しでも良くしたい、貢献したい」「自分を向上させ、周りにも良い影響を与えたい」などについて、「職場では全く無視されるというのは不思議」と、ゲイリー・ハメルさんというロンドン・ビジネススクール客員教授の方が仰っているそうです。

これこそ、「何のために働くのか」問題の本質ではないかと考えています。

働く動機は人それぞれ自由で良いとは思うのですが、それが「地位」「出世」「お金」などの場合で、かつ、「本当の自分」と一致しない役割や行動を伴う仕事である場合には、どこかで破綻するときが来る思うからです。

本当の自分とかけ離れた行動をとっている人が、やがて心身を病んで離脱していくのは必然です。そういう場面は普通に仕事をしていると、残念ながら多く出合うことになるかと思います。

では、どうすればよいのか。

スピリチュアル的に表現するならば、この問題は「なぜ、自分が地球に生まれてきたのか」「自分の地球におけるミッションは何か」という問いかけにつながり、この機会に徹底的に考えることが求められるときなのだと考えます。

そう、かなり壮大な・・人生とは、という問題につながってくるものだと思うのです。

スピリチュアルとはあまり関係のない、完全ビジネス界の方たちのお話を伺っていても、不思議とこの問題についての答えは一致していると感じています。

例えば、野村證券の塩見氏によれば、「動機は健全なもの」であることが大切で、「心の底からわき上がる志や使命」のようなものである、と表現されています。

心の底からわき上がる・・まるで何かに導かれるように、不思議と興味を持って追いかけてみる。それが仕事の目標でもあり、やがて人生の目標にもなり得るのではないかと感じました。

そして「健全な動機」というのは、前述のゲイリー・ハメルさんのところで出てきた「人間の中核をなす欲求」のことだと思います。

自分だけでなく、周りの人もhappyになってほしい。お世話になっている会社にも恩返しや貢献がしたい、そのことで間接的に社会の役に立ちたい・・という純粋な「動機」が人を動かすモチベーションになっています。

誰もがこういう認識で仕事をすることができれば、誰もが「仕事 = 遊び」・・遊びとまではいかなくても(笑)、少なくとも「自分がやりたいから仕事をする」という気持ちで仕事に取り組めるのではないでしょうか。

そして、本当の自分と一致しながら人生を謳歌できることで、心身ともに健康でいられる可能性はかなり高いと思われます。

コロナ禍の後はきっと「もう私利私欲のためや、偽りの自分で働くのをやめよう」という世界になっていくと思いますし、そもそもコロナ禍は、そこに向かってシフトすることを地球人に促すために起こったのではないかな、と思っています。

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