「カルマ」「取り組み課題」として、元々合わない親との関係性を少しでも良くしようとこれまで頑張ってきました。
・・ですが、この年末年始に色々なことが起こり、過去の(子どもの時の)記憶がよみがえり、様々なサイト様を閲覧した結果、結論としてどうやら母親が「毒親」の定義にばっちり当てはまる・・ということに気が付きました。
そして、「トリセツ」としては結局、残念ながら「毒親とは縁を切るしかない。親の人生は親のもの、自分で背負うしかない。子どもは自分自身を大切にして、自分の人生を自由に生きよう」ということになります。
以前、毒親との付き合いについて書いた記事を振り返り読んでみました。
ここでは、齋藤一人さんのお力をお借りして「愛の道に戻る」という方向性に必死で向かおうとしています。でも、今回気が付いたのです。以前の記事のときには気が付かなかった「根本的」なことに・・
一人さんのお話はあくまでも、本当は大好きな人に対して「愛していない」と言ってしまうことに対する後悔、のことだと思うのです。それでは、「大好きではない」人に対して、果たしてそれは通用するのだろうか? という疑問です。
これまで何度もはっきりと「合わない」と書いている通り、親とは正反対の性格。全く「合いません」。つまり、好きではないので、一緒にいると居心地が悪いということです。
大変冷酷に聞こえるかもしれませんが、間違いなく相手も私のことは同じく「好きではありません」。年末年始には兄弟も来ていて、明らかに兄弟に対して「大好き」という態度をとる一方、私に対してはやることなすこと気に入らない、という態度、はっきりとした差別的な対応の数々。
今はもう大人なので「反撃」(笑)もできますし何とも思いませんが、このことでほとんど忘れかけていた幼い頃・・まだ「反撃」できない時の自分・・の記憶が蘇りました。
理不尽な理由で怒られる・機嫌が悪いときに八つ当たりされる・自分の価値観や考えを押し付ける・兄弟のことが大好きな母親・・「〇〇は素直なのに、あなたはひねくれている」と繰り返し悪口を言われる・自分は家の仕事をしても褒められもせず、何もしない兄弟の方が何においても優先される、等々。
そして、「毒親」として決定的なのが「過干渉により子どもをコントロールして支配する」という性質。これはまさに、ドンピシャ当てはまります。
小学校低学年までは、何かおかしいと思いながらも何も出来ず、ただ理不尽な攻撃にひたすら耐え凌ぐしかありませんでした。しかし、言葉でいろいろなことを説明できるようになると・・小学校中学年から高学年頃でしょうか・・自分の中で「母親対策・方略」が生まれます。
ある時気が付きました。理不尽な攻撃が始まりそうになる瞬間を逃さず、こちらが先に「怒りの感情」を見せる、というやり方です。このことで一瞬、相手が怯むことに気が付いた自分は、それからはその方法を使うようになりました。
自分の「心」を守るために。これ以上自分が傷つかないように・・。
もう「忘れた」と思っていたこれら一連の記憶が、今回蘇ったのです。「ああ、そうだった・・どんなに自分が誠心誠意尽したところで、その気持ちが通用する相手ではない」ということが今回はっきりとわかりました。
ただ、本人は病気を持っており日々大きな苦痛を感じていることから、既に十分過去の報いは受けているようにも感じます。なので「慈悲の心」は捨てずに持ち続けて、程度に距離を置きながらも必要に応じて訪問は続けていこうと思います。
父親は毒親ではなく普通(笑)でしたし、むしろ良くしてもらったので「父親に会いにいく」と思うことで自分自身を納得させようと思います。
ただし、(実際の行動ではなく)気持ち的には「絶縁」でもいいかな、と思っています。その方が自分自身の本当に気持ちに嘘をつかないで済みますし、そう思うことで「割り切って」さばさばと行動できそうです。
激動のお正月になりましたが(笑)、これで安心して!? これから自分自身の気持ちに正直に生きていけそうな気がします。そして、自分自身が楽しくわくわくな毎日を過ごすことで、結果としてたとえ「毒親」であろうとも、もしかすると少しは楽しい気持ちが伝染する「かも」しれません。
何だかんだいってもそういう「気付き」を与えてくれた訳ですから、「毒親」であっても感謝しないといけないなぁ、と思います。
<余談>
お腹を空かしている父親のために料理を作っていたら「作っても食べないから、そんなことしなくていいのに(迷惑というニュアンスで)」と言い始めたのでついカッと(笑)怒りの感情が起こってしまい、
「余計なことをしてごめんなさい。もうしないから、これが最後だから」とつい言ってしまいました・・
「これが最後」って・・後になって思うとまずかったなぁ、と思います(汗)(>_<)
それにしても、普段は割と穏やかな性格(笑)・・自分で言うのもなんですが・・なのに、自分をこうまで怒らせるのは母親以外にいない、と思います。
願わくば、毒親とのカルマはもう今世で解消したいので、愛と慈悲の心だけは忘れず日々過ごしていきたいと思います。
忍耐 & 精進(笑)。
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