汗疱「ほぼ」完治までの道のり <アレルギー・瘀血体質の自分が行ったこと>

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【悲報】2021年8月に2回のワクチン接種をした後に、なんと再発してしまいました。文末にこのことを載せるのと合わせて、全体的にリライトしてみました。

汗疱って、知る人ぞ知る皮膚の疾患です。大抵の場合、子どものときから悩まされていた人が多いと思います。

一言で言うと「手荒れ、指荒れ、皮膚の荒れ」の一種になるのですが、その「もっと酷いバージョン」であることが多いです。皮膚科を受診すると、間違いなくステロイドを処方されるレベルの肌荒れになります。

夏は夏で水泡ができて痒いし、特に足の指の間が赤く痒くなります。冬は冬で、痛い指荒れ。「主婦湿疹」と呼ばれるものの中には、おそらく汗疱も含まれていると思います。とにかく痛いです。

私も子どものときから、汗疱には悩まされてきました。掌が荒れているときは、恥ずかしくて人前で手を出すことができません(泣) きっと「感染る」とか「気持ち悪い」と思われているんだろうなぁ、と思います。

原因がよくわかっていない病気なので、治療には対症療法しかありません。通常は「ステロイド」と「ヒルドイド」のW処方になるようです。「自分も」なのですが、ベースにアレルギー体質がある人が多く罹るようです。

自分を例にとると、肌だけでなく鼻・耳も幼い時から良くありませんでした。しょっちゅう中耳炎になりましたし、いつも鼻をかんでいました。一応(?)「アトピーですねー」と肌に関しては診断を受けたこともあります。

アレルギーなので仕方ない・・とあきらめていたのですが、ヨガを始めたことをきっかけに、体質改善も頑張ってみよう!!と一念発起したところ、なんと、汗疱がいつのまにか「ほぼ」完治していました。

何がよかったのか、何か効いたのか、正直ピンポイントで「これ」とは言えません。「わからない」のです。恐らく、ヨガを行うことで心身のデトックスが進み、それに伴って食生活や体質が徐々に変わっていったのでは、と思います。

それでは自分が自覚する範囲ですが、汗疱に悩まされていたときと今と、何が違うのかをご紹介したいと思います。

1 ヨガを日常的に行うようになった

ヨガを始めたのは約6年前で、そんなに長い経験がある訳ではありません。

ただただ、本当に「大好き」なので毎日欠かさずヨガ修行(笑)をしていてますし、最初はホット・ヨガから始めてスタジオにも毎日のように通っていました。

今は常温ヨガオンリーですが、最初の数年間は「ホットヨガ一筋」でした。湿度が高いところでヨガをするので、とにかく汗をたっぷりかきます。また、リンパマッサージを取り入れたクラスもあり、ヨガとの相乗効果でますますデトックスが進むように感じました。

2 食べ物が変わった・・糖質、小麦粉、乳製品を控える

父が糖尿病ということもあり、「糖質」に興味を持ち、食材の成分をいちいち調べるようになりました。自分自身の血糖値に問題はありませんが、父親の食事を気をつける「ついで」に、自分もなるべく糖質オフの生活を心がけるようになりました。

グルテンフリーの食事。これはアレルギー体質改善に良い、ということを伺い、試してみました。小麦粉アレルギーではないので、完全に除去している訳ではありません。元々パスタやパンが好きなので、無理のない範囲で行っています。

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汗疱にダイレクトに効くかどうかは不明ですが、アレルギーにはかなり効いたように感じます。酷くなっていた「鼻茸」が、(取れてはいないのでしょうが)あまり気にならなくなり、鼻水も止まりました。それまではティッシュが手放せなかったのが、嘘のようです。

ただし、アレルギー性鼻水独特の、あのサラッとした水のような鼻水…これは、時々でます(笑)

乳製品については、ヨーグルトが大好きで毎日摂っていたのですが、何となくフェイドアウトできちゃいました。これはアレルギーのためというよりも「瘀血体質」らしい自分向け・・乳製品がどうやら自分には合わないらしいのです。「絶対やめられない」と思っていたヨーグルトですが、意外と食べなくても平気でした(笑)

私のような瘀血体質の人が摂った方が良いものは「黒いもの」だそうです。豆も黒か赤いものを選ぶようにしています。ぶどうも緑ではなく紫のものをチョイス(笑)。白ごまではなく黒ごま、など。

同じく瘀血体質向けに、体を温める食材がおすすめとのこと。具体的にはたまねぎ・れんこん・しそ・豆類。これらは意識して、食事に取り入れるようにしています。

3. 完全なヴィーガン、とは言えませんが肉は食べません

肉は「食べたいけど我慢」している訳ではなく、元々苦手です。魚は大好きでよく食べていました。野菜と果物は何でも好きです。豆類も。元々、ヘルシーな食材が好きだったのでこの辺りは苦労なし、でした。

その後、ヴィーガンに近い食事をするようにさらに進化!?しました。現在は、卵・乳製品・魚類も日常ではほとんど食べない生活です。たまーに「えび」や「かき」を食べたり、家族が集まったときに「うなぎ」を食べたり(笑)するくらい、でしょうか。

そう言えば、青魚は汗疱に良いとのことです。ヴィーガン寄りになって今は食べ(られ)なくなってしまいましたが(匂いが気になるようになりました)、元々はさんまも、いわしも、さばも好物でした。

4. なかなか「やめられなかった」ものも

逆に、なかなかやめられなかったものは、コーヒーと甘いもの・あんこの入った和菓子系でした。特にどらやきとか大福とか大好き!! なので結構がっつり食べたりしていました。あと、チョコレートも。

ところが、これらもヴィーガン寄り食生活になってからはほとんど食べない・飲まない、になりました。ヨガの先生からおしえていただいたアーユルヴェーダ、ヨガ的食事、スパイスを取り入れる…などを実践していたら自然に食べなくなった、という感じです。

特に女性は、「甘い物やめられない~」という方多いのではないでしょうか。

全然大丈夫ですよ!! 止める必要なんてありません。

罪悪感ではなく「美味しい〜」と感謝して食べるものは全て「体にとって良いもの」になるとのこと。これはちょっとスピリチュアル的な考え方ですね。

5. 洗剤類を自然由来のものに変更

食べ物以外に、身の回りのものも見直しました。直接肌に触れる「洗剤」とか。

洗剤は、汚れ落ちよりも環境や手にやさしいものを選びます。ヤシノミ洗剤とか、おすすめです。汗疱がまだ酷いときには、ゴム手袋をして家事をしていましたが、今は不要になりました。

家にある掃除用洗剤類も、特に塩素系など強いものはほとんど処分して、重曹とクエン酸、酢などで掃除をするようにしていました。

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6. 徹底した歯の治療

汗疱の原因と推測されているもののひとつに「金属」があります。自分の場合は元々金属アレルギーもありますので(アクセサリーでかぶれる、など) 昔受けた歯の治療で、銀歯が残っているところは全て別の素材に変えてもらいました。

ついでに、念願の矯正も並行して行ってもらいました。歯と健康は深くつながっているように感じます。一通り治療は終わりましたので、これからはとにかく予防・予防。定期的な検診とクリーニングで、健康な歯を維持するようにしていきます。

7. 今の時点での汗疱・アレルギーの状態について

全く手指の荒れは出なくて、痒くも痛くもなりません。去年までは「ストレスを受けたな」という時には少し荒れることがありました。まだ皮膚の深い部分では「素因」は残っているのでしょうが、少なくとも表面化することはほぼなくなっています。

アレルギーについても、ステロイドを始めとする薬類を一切使用しなくても、日常生活を送る上では特別問題なく過ごせています。

体質改善を始めてから約2年でかなり改善、約3年で「ほぼ」完治、となりました。これからも経過観察を続けて、レポートしていきたいと思います。

★2021年追記★

これまでおとなしくしてくれていた「汗疱」ですが、なんと、コロナ・ワクチン接種をきっかけに出現しました(泣)

ただし、ごく小範囲に限られています。「右手の人差し指」にのみ表れました。か、痒い…

その他、アナフィラキシーショックとまではいきませんでしたが、ワクチン接種1回目の後で比較的短時間経過後から、全身の痒みに悩まされ始めました。3週間くらい…次の(2回目の)接種のときまでそれは続きましたが、2回目接種の後に悪化することはなく、落ち着きました。(ああ、よかった…)

でも、まだ人差し指の汗疱は引いていません。なかなか手ごわいです。何か、ワクチンと汗疱と因果関係があるのかな? 

また、快方に向かう兆しがみえたら「続報」を追記します。

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