スピリチュアリズムの知識を学ぶと、早く今世を卒業してスピリットの世界に戻りたくなります。でも、
絶対にやってはいけないこと・・それが自殺です。
あくまでも、スピリットの世界に戻るときは「自然死」でなければなりません。
また、(本人のせいではないのですが…)突然命を奪われるようなこと、事故死や戦死なども出来る限り避けた方がよい「死に方」に含まれます。
まず「自殺」をすると、どうなるか。
肉体から離れた後も、そのことに気が付かず今までと全く同じ世界にいることになります。
「あれ? 自殺したはずなんだけど、失敗したのかな?」みたいな感じでしょうか。それで、再度自殺しようと試みることを、何度も繰り返す人もいます。
このような感じで、いつまでも地上近くから離れられず、ひたすらさまよう地縛霊の時期が延々と続くことになります。
それだけならまだ良い?のですが、もっと深刻なことがあるのです。
自らの命を絶つことは摂理に反することでもあり、自分自身でその償いをしなければなりません。つまり修行がそれだけ長くなり、かつ、想像を絶するほど過酷になるということです。
また、もしもそうしなければ、もう二度と「再生」(波動の低い地上で肉体を持った人生を生きること)しなくてもよかった「かも」しれないのに・・
途中で脱落した人は、また最初からやり直しになります。必ず「再生」しなければならないのです。しかも、それは今世以上に過酷な試練に満ちた人生になることは、言うまでもありません。
一言でいうと・・ペナルティ多すぎ(笑)
だから、絶対に自殺はしないでくださいね。決してラクにはなりません。もっともっと過酷なことが待っているのですから・・
自殺ではなく、不慮の事故などで一瞬のうちに死んでしまう体験した人はどうなるのでしょうか。
こちらの方は、自殺と違ってペナルティが課されたり、償いをしなければならない、ということはもちろんありません。
ただ、本人の自覚がなかなか得られないことと、混乱が激しくなりがちであることから、休息の時間や落ち着くまでの心のケアが通常の自然死と比べると長くなります。
若い方でスピリチュアリズムの知識も全くない場合には、地上のさまざまなこと、残してきた愛する人たちへの想いや執着で、なかなか物質世界から離れたくない・・という気持ちが起こるのは無理もないことだと思います(:_;)
だからこそ、高次の存在たちは激しく戦争を否定するのです。戦争は、霊的な観点からも絶対に起こしてはいけないものなのですね。
医療的な延命措置について・・これは高次の方たちにとっても難しい問題みたいです。一概に良いとも悪いとも言えない、難問。
ただ、「医療的な処置による延命は悪いことではない」という趣旨のコメントをスピリチュアリズム関連で拝見しました。
原則としては、自然死が「摂理」に則った死に方であることに間違いはありません。
熟した実が自然にぽとっと落ちるのが「自然」であり、その前にもぎ取ってはいけない、ということをシルバーバーチも述べています。
ただ、延命措置をしたとしても何をしても、寿命のときは無力。必ず人は亡くなるものだそうです。(当たり前か(笑))
日本でももっとスピリチュアリズムがメジャーになれば、自殺を防ぐことにもつながるのになぁ、、、と思います。
微力なから少しずつ知識を広めることに尽力して、それが自殺防止にもつながりますように・・と「祈り」続けたいと思います。
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