前回の続きです。
この記事の最後の部分では、口コミサイトを上手く活用する方法について、ご紹介しました。
そして、自分が経験した限り、ではありますがやはり口コミサイトを上手く活用して良かった、ということをとても実感しています。
自分がエントリーすることを決心した志望先は、それぞれのHPと口コミサイト閲覧、そして転職エージェントからいただいた求人票で得た情報を、自分なりに総合的に解釈・分析!?した結果、最終的に3つに絞りました。
結論から先に言いますと、全ての会社さんにおいて、ありがたいことに順調に事が(書類選考や一次面接)進み、スムーズに第一希望のところに決まりました。
適応障害 回復前後の転職活動の流れ (参考例・時系列)
- 転職を固く決意する。今の環境とは訣別して新しい人生に進む、必ず人生を好転させる、という強い意志と信念を持つ。
- 転職に関する情報収集を行う。(転職サイトと口コミサイト、HPの閲覧)
- 2と並行して、これからの人生と仕事について、自分はどうしていきたいのか、をとことん考えてはっきり言葉で説明できるようにする。
- 3まである程度進めることができた時点で、進みたい業界にふさわしい転職エージェントに登録する。(自分の年齢要件も加味して、適切な転職サイトを厳選しましょう!!)
- 登録するとすぐに連絡がくる(電話)。そのときに担当者と詳しい打合せを行い、こちらからの希望も伝えることができる。
- 後日担当者から山のように!?求人票が送られてくるので、内容を吟味してエントリー先を選ぶ。吟味の仕方は、基本的には2に準じて行う。
- 転職エージェントに希望する会社へのエントリーを依頼する。(注意点: 内定をもらったら必ずそこに就職する、というくらいの気持ちでエントリーすること。「やっぱりやめた」は通用しないことを予め覚悟のうえで、本気で申し込む)
- エントリーする時点で簡単な書類作成が必要(学歴・職歴)。転職エージェントからひな型をもらえますので、さくっと作成してしまいましょう。
- 書類審査が通ると転職エージェントから連絡がきます。次はいよいよ一次面接!へと進みます。
- 一次面接の日程調整はエージェントが行ってくれますので、こちらは正式な履歴書・職務経歴書を作成して転職エージェント経由で志望先に提出します。
- 一次面接実施後、すぐに転職エージェントと電話打合せを行い、感想や感触を伝えます。
- 数日後、先方が感じられた当方の印象や感想など伝えてもらえます。その上で「多分受かると思いますよ」などの所感やアドバイスをもらえます。
- 一次面接が通ると二次面接、会社によっては三次面接へと進んでいきます。(都度、11・12と同じやりとりが行われます)
- 進めていく中で、自然と「ここが第一希望」など絞られてくると思います。転職エージェントからも「どうしたいのか」を聞かれ、尊重してもらえますので、自分の希望をはっきりさせて、率直な気持ちをどんどん伝えていきましょう。
- 最終面接終了の数日後に「おめでとうございます! 内定です」とご連絡をいただき、内定通知書と雇用条件が送られてきます。こちらからは内定承諾書を返送して、一連の流れが終了します。
…と、文字にすると何だか長期間かかるように感じますが、実は驚くくらい短期間(1-2カ月程度)でこの一連の流れが進むことになります。
転職エージェントに依頼してみて 感想
ずばり一言、「お願いして良かった」です!! というのは、以下のような利点があるからです。
- 個人では絶対に入手できない、非公開求人の情報も送ってもらえる。
- 応募企業との間をつないでもらえるので、何かと相談や質問がしやすく、安心感がものすごくある。
- 面接後のフォローがしっかりとしている。相手側の所感も伺うことができてアドバイスがもらえるので、正式な結果がでる前にある程度今後の進み方を予測できる。
- 面接の日程調整を行ってもらえる。
- 書類の作成や面接にのぞむ心構えなど、希望すればていねいにおしえてもらえる。
- 内定後、同じエージェント経由でエントリーした他社さんへの辞退の連絡など、全て行ってもらえる。
転職エージェントを利用するときの心構え
前項で書いたとおり、良い事づくめな感じの転職エージェントさんではありますが、利用する前に予め知っておきたい点が幾つかありますので、以下にまとめますね。
- 登録のタイミングは、ある程度自分で情報を収集して、自分が向かいたい方向性がはっきりと決まった時点がベストです。
- 登録してすぐに電話連絡がきますので、前項があいまいなままですと、初回の打合せで十分な情報のやりとりかできない可能性が大です。お互いの時間が無駄になってしまいます。
- プライバシーは完全に守られますので、安心して自分の正直な気持ちや希望を伝えて大丈夫です。
- 登録のときにはまだ、履歴書作成のことまで気にする必要はありません。担当者が都度必要なことを指示してくれますので、気楽に進んで大丈夫!です。
- 登録する転職エージェントさんは、やはり「大手」と言われるところであるに越したことはないかもしれません。やはり、圧倒的に情報量に差がある気がしました。
- 登録する転職エージェントさんは、できれば1つに絞った方がいいのではないかな、と感じました。かなり頻繁に連絡を取り合うことになりますので、あまり幾つも登録すると却って対応が大変になるのでは?と思います。
- 逆に、1つのエージェントさんに絞ることのデメリットは、ほとんど感じません。
- 転職エージェントの担当者は、個人担当(こちら側)と法人担当(会社側)とで、自分と志望会社さんとの間に(最低)2人は介在することになります。
- このことから、情報のやりとりにおいて少し時間がかかる・時間のずれ、のようなものが生じる場合があります。(情報伝達の流れ: 自分 → 担当者A → 担当者B → 法人)
- そのため、書類選考から面接など、次のステップに進んでいくときの流れが「意外とゆっくりだな」と感じることがあるかもしれません。それが普通で、そういうもの(笑)みたいなので心配しなくて大丈夫です!
休職や病気のことは話すべき?
これは様々なケースがあると思いますので、伝える・伝えないはそれぞれ個人で判断することになると思いますが、ひとつだけはっきりと言えることは、採用する企業側の「思い」や「考え」のこと。
採用する側からすれば、「過去はどうでもいい」(笑)んですよ。心配でしたらYouTubeなどで検索してみてください。会社を経営している人の動画で、いくらでもそういう意見は出てきています。
あなたを迎え入れる会社としては、あなたが入社した後にしっかりと業務に邁進してもらえるなら、もうそれでOKなのです。
前述のような進め方で、着実に転職活動を進めて内定をもらえたような方であれば、もうその時点で、過去のつらい経験を乗り越えて克服できているはずです。
なので、もう後ろは振り返らずに未来のことだけしっかりと見据えて、先に進んでいきましょう!!
※注意 ここでは、適応障害等の「一時的な病気に過去に罹ったことがあるが、今は回復している」状況を前提に書いています。
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