腰痛に悩まされる人は少なくないと思います。いわゆるぎっくり腰とかになってしまうと、本当に辛いですよね。
自分もずっと腰痛持ちで、ぎっくり腰も経験したことがあります。
ヨガを初めてから以前よりは改善したものの、完全に腰痛が良くなるということは残念ながらありませんでした。
でも、でもですよ!? 昨年度ヨガ講師の資格を取って以来、腰痛をほとんど感じなくなったのです!
以前から行っていたヨガと、ヨガのteacher’s trainingを受けた以降のヨガで、大きく変わったところは多々あるのですが、腰痛に関連すると思われるのはずばり…
「腹横筋」
と呼ばれる、いわゆるインナーマッスルのひとつ…この使い方ではないかと感じています。
この筋肉、普通に生活しているとナカナカ、その存在を感じる(笑)ことができないのではないかと思います。
何故、自分がこの筋肉をしっかりと感じられるようになったのかというと、ヨガで行うことのひとつ「バンダ」というものを毎日行うようになったことがきっかけでした。
バンダ…と一言でいっても、幾つか種類があります。その中で「ウディヤナバンダ」と呼ばれるものを行うと、腹横筋をしっかりと感じることができます。
やり方を言葉で説明するのがものすごーく難しいので、ヨガ・ジャーナル様の記事へのリンクを貼らせていただきます。
この記事の、写真に注目!!してください。
女性のみぞおちの部分…ぐっと中に引っ込んでますよね!?
これが最大の特徴であり、ウディヤナバンダが「できている」状態になります。
そしてこの時…みぞおちが凹んでいるとき、下腹には全く力は入っていません。ゆるゆる、タプタプ(笑)の状態です。
下腹に力が入っていない…ということは、腹筋を使わないで行っている、ということなのですが、これがすごく大事!
最初のうちはなかなか上手くできません。まず、みぞおちが全然引っ込まない(笑) 腹横筋ではなく腹筋に力が入るばかり・・泣
でも「まず、(たとえ上手くできなくても)この姿勢・形を取って行うことが大事で意味があります。続けていれば必ずできるようになりますから」という、ヨガの先生の励ましに支えられてとにかく毎日続けてみました。
すると…
一週間くらいで、すこーしですがみぞおちが引っ込む感覚、が分かるようになりました。
もう少し続けていくと、腹筋にも力が入らなくなり、みぞおちも大分引っ込ませることができるようになりました。
思ったよりも早く、腹横筋を感じることができるようになったのです。
ちなみに…先生のウディヤナバンダは「達人レベル」なので、そこまで至るにはきっと何年もかかるでしょうし、残念ながら生きている内にはw到達できないかもしれません。
「え、人間の身体ってここまで変化できるの」って思うくらい、ぐーっとみぞおちが凹んで、ウエストが信じられないくらい細くなるんです。初めて見たときは、本当に驚きました。
きっと、相当訓練して必要な筋肉がしっかりとついているのでしょう。。
一般の人がそこまで訓練するのは無理としても、腹横筋が感じられる程度であれば、恐らく誰でも到達できるのではないでしょうか。
随分前置きが長くなりましたが…とにかく、この腹横筋をしっかり普段から使うようにする、意識する。
これが腰痛予防には不可欠、と実感しています。
そして、腹横筋をしっかり使うことで、反り腰も改善することが期待できます。
自分はまだまだ…ではありますが、以前に比べると反り腰が少し改善されました。
反り腰は脚・足の歪みにも繋がっていますし、腰痛の原因にもなります。
身体の部位は繋がっていますから、あるひとつの部位が歪んでしまうと、連動して様々な部位にも影響が及びます。
逆に、ひとつ何かが改善されれば、ゆっくりペースでも確実に全身の歪みが改善に向かうことも期待できるんですよね(*^^)
もちろん、今でも毎日「気付き→訂正」を繰り返す日々です。
ちょっと気持ちがだらっとすると(笑)反り腰になっていて、腹横筋を全く使っていないことに気が付きます。
腹筋ではなく、腹横筋を使うようにする。
これを常に意識…するように頑張る…のが、自分の腰痛予防と姿勢改善に役立っているようです。
それにしても、今までどんだけダラけた姿勢でいたのか(笑)
思い知らされる毎日ではあります(^^;)
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