適応障害になってしまった方も、「もしかして、自分にも当てはまっているかも」と感じている方も、とにかく早く「次のアクション」を起こしていきましょう!
まずは、次のパラメータ?で自分の今の状態・状況を確認してみてください。
身の安全が確保されているか
- 会社の総務(労務・安全衛生担当)や産業医に既に相談している
- まだ誰にも相談していない
1なら、よかった!! ひとまず安心ですね。
2なら即、1に該当する「第三者」に相談して、まずは直属の部署と直接関わらないで済むように調整してください。
距離を置いてみてどうなったか
前項が1で進んでいる場合、恐らくもう既に適切な医療機関を受診したり、休職に入っているのではないでしょうか? さて、少し落ち着ける環境に身を置いてみて、今はどのように感じていますか?
- 以前よりも体調が良くなった。
- まだ受けたダメージ・心の傷が大きくて、回復できていない。
1.の場合は、次の項目へ進んでください!
2.の場合は、あせらないでゆっくり休みましょう!! 主治医の先生の指示にしたがって治療に専念して、絶対に無理はしないでくださいね。
転職など、新しいアクションを起こせそう?
- はい。早く次のステップに進みたいです。
- いいえ。もう少し休んでいたいです。
1.の場合、次の項目へ進んでください!
2.の場合は、そのまま治療に専念してださいね。主治医の先生になんでも相談して、とにかく今はゆっくり休んでください。
情報収集に入りましょう
前項で1を選べたということは、病気の原因が明らかに職場の問題・機能不全(笑)のせい、ということに他なりません。
少し休んでみて、びっくりするくらい気分が良くなったことを実感しているのではないでしょうか? ああ、これ以上酷くなる前に、間に合ってよかった(涙)
自分の体験談で恐縮ですが、こんな感じで回復に向かいました。
- 不安な気持ちで過ごすことが明らかに少なくなり、夜も少しずつ眠れるようになってきた。
- 食事の異常がうそのように収まった。(自分の場合はどちらかというとストレス過食ぎみだったのですが、病気になる前の、ごく普通の食生活に戻りました)
- やる気がでなくてこれまで放置していたことに、少しずつ取り組めるようになった。
- 自分がやりたいことに気持ちを向けられるようになり、将来のことを考えられるように変わった。
- 病気になる前の感覚が、少しずつ戻ってきたことをはっきりと実感できる。
しかし、いざ転職を考えるとなると、これまで受け続けた試練!?や「洗脳」されてきたことに意識が向いて、少し躊躇してしまうかもしれません。
大丈夫ですよ!! ここもゆっくりあせらずに、進んでいきしょう。
人それぞれだと思いますが自分の場合は「自分は役にたたない」「どんなに努力しても結果をだしても、認められることはない」という刷り込みと体験。
さらに「意見を言ったり目立った行動をしてはいけない、ひどい目に合う」などの記憶とフラッシュバックに苦しめられました。
そこでおすすめしたいのが「まずは気楽なきもちで、情報収集」なのです。ひとまず、これから進みたい業界について、どんな会社が求人を出しているのか? 情報収集してみてはいかがでしょうか。
自分もそうしてきました。この時期に具体的に行ったことは…
- 転職サイトで求人情報を、気楽な気持ちでたくさん見てみる。
- 気になる求人広告を見かけたら、その会社のHPを閲覧してみる。
- 口コミサイトもチェックしてみる。※文末に補足があります。
です。また、このことと並行して「自分は本当はどうしたいのか」「何をしたいのか」ということも、この機会に徹底的に深堀りして考えてみました。
病気の有無に関わらず、転職を検討するなら「自分がやりたいこと」を徹底的に検討することは必須ですよね! なので気楽な感じで転職サイトを閲覧しながら、このことも合わせて考えてみるといいと思います。
「自分がやりたいこと」がはっきりしないと、結局エントリーしたい会社さんを絞ることができませんし…。いつかは「やらねばならぬ」こと(笑) ですので!
更に、今後面接へと進んだときに必ず聞かれる「志望動機」にも繋がってくる事柄になります。なのでここはひとつ、「本気モード」で真剣に検討することを強くおすすめします。
補足 ※口コミサイトについて
口コミサイトの利用方法について補足します。
色々なサイトがあるかと思いますが、多くの場合、口コミの全文を閲覧するためには登録とか現在勤めている会社の情報を提供することを求められることが多いみたいです。それか「有料」とか。
お金に余裕があるなら、「情報を買う」という意味で割り切って「有料で閲覧」するのが最も害がなくていいかな、と思いました。
というのは、無料で閲覧するためには、何かしらこちらからも情報を提供しなければならない仕組みになっているからです。
それは「ギブアンドテイク」で仕方ないことなのですが、その提供した情報の内容次第では「個人が特定されてしまう」リスクがあるので怖いなと思いました。
情報の提供を求められる以外には、転職エージェントへの登録を義務づける、というのも見かけましたね。それも1つではなく、複数のエージェントへの登録((+_+))
転職エージェントそのものはおすすめしたいと思いますが、登録する前に少し準備が必要だと思います。なので、口コミサイトを閲覧するタイミングでエージェントに登録をするのは、実はあまりおすすめできません。
加えて、複数のエージェントに登録するよりも、どこか1つに絞ってそこの担当者と密に連絡を取り合って進めた方がいいと思います。
転職エージェントのことはまた別に書くとして、ここでは口コミサイトを見る時のコツ、のようなものをひとつ。
これはずばり、口コミの「数」に注目してみてください。
口コミの数が多いのは、もちろん全部が全部そうという訳ではありませんが、往々にして何かしら機能不全があるかもしれない…と考えて慎重になったほうが無難だと思います。
内容も見てみましょう。全文が読めなくても、サワリだけは公開しているサイトがほとんどだと思います。はっきり言って、それだけでもかなりの情報が得られました。
世の中には色々な人がいて、それぞれの考えがありますので、もちろん鵜呑みにする必要はありません。本当に参考まで、という感じで捉えていくのが良いです。
ただ、同じような意見をかなり多くの人が言っている場合には、もしかすると事実に近いということがあるのかもしれませんよね。
正直なところ、自分は口コミサイトをかなり利用した方ではないかな、と思います。そして、実際に志望したのは、全て口コミが少ない会社さんに最終的に絞りました。
これはもうかなり真剣に、色々事前に調べましたよー!! 何といっても自分の将来がかかっていますし、もう2度と失敗したくないので(笑)
さてその結果、実際のところどんな感じだったのか…について、また次の機会に書きたいと思います。
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