肉を食べない、ヨガ的な食事

ヨガ的食事・アーユルヴェーダ・ヴィーガン
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「霊主肉従」で、スピリチュアリズム的観点では「肉を食べないこと」が望ましいと書きました。

スピリチュアリズム以外でも、様々な宗教等で「肉を食べない」方々はたくさんいます。身近なところでは、お寺の「精進料理」がそれに該当しますよね。

ヨガにも同じような考え方があります。

その理由・一つ目は、アヒムサと呼ばれる、非暴力・不殺生のおしえからきています。生き物を殺してはいけない、ということですね。

シルバーバーチもかなり何度も、このことは強調しています。食べるものは神が大地にたくさん恵んでくださっているのに、何故生き物を殺す必要があるのか? 人間のエゴ・肉欲・利己主義に過ぎない、人間が他の命を奪う権利はない、と。

本当にその通りだと思います…(:_;)

そして理由・二つ目ですが、ヨガでは「良い食事」がとても重視されています。同時に、タパスと呼ばれている、自制や浄化で「悪い習慣を無くす」というおしえがあります。

肉に代表される「動物性たんぱく質」は、体内では「毒素」的要素の方が強く出て、例えば腸内環境の悪化(肥満、便秘、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などと密接な関係)、血管を痛める(脳梗塞や動脈硬化と関係)、肝臓・腎臓への負担増を招くのです。

あらゆる成人病の「原因」になるってことですね。

何れにしても、全く「ヨガにもスピリチュアリズムにも興味がない」方へも、出来る限り動物性たんぱく質は避けることをおすすめします(笑) ご自身の健康のために・・

では、どのような食事が「ヨガ的食事」なのか。こちらはアーユルヴェーダの観点から、ということになります。

一言でその本質を言えば、「生きているもの、生命力あふれるものを食べること」

はっきりと自分の目で確かめることができる例として、「水に浸けておくと発芽するもの、成長するもの」

例えば「玄米」。一晩水に浸けて、発芽させないと身体にとって有害とされるアブシジン酸(発芽毒)が残ったままになりますので、発芽させてから調理しますよね。

スーパーで売っている豆類、大豆やひよこ豆などなど。これらも、何日か水に浸けておくと発芽することが確認できます。

いつも玄米と豆を、一緒に水につけています(笑)

逆に、白米は水につけても発芽しません(当たり前)・・ちょっと呼び方は酷いのですが(^^;)、このようなものは「死んでいる食べ物」と呼ばれることもあります。

昼ごはんの麺類に入れようと思って買ったネギ類。これも、使いきれなかったら水に浸けておけば、2-3日で成長してもう一回の食事使用分くらい(笑)のネギが手に入りますよね。

まだ育っていませんがw

もしも幸いなことに、新鮮なお野菜が近所で手に入る場合、トマトとかキュウリとかそのまま食べてみてください!! 「生命力溢れる」という意味を、本当に実感することができると思います。

私たちは、食べるものから単に栄養だけをもらっているのではありません。同時に、(ヨガではOJASと呼ばれることもあります)食べ物がもつエネルギー、生命力もいただいているのです。

このことに感謝しながら日々の食事をする・・というのがヨガ的な考え方になります。

以上のことから、

調理したてのものを食べる〇   作り置きのものを食べる✖  

自然のもの〇     自然でないもの、加工品✖

未精製のもの〇    精製されたもの✖  

という食事になり、例えば小麦粉なら薄力粉よりも全粒粉、砂糖なら白砂糖よりも黒砂糖を選ぶようになります。

ちなみに時々、ヨギー・ヨギーニを自称する芸能人や著名人が体調不良で入院・・など耳にすることがありますが、大抵の場合食事に原因があるようです。作り置きのものを食べることが日常的になっている、とか。

ヨガ的生活そのものと、ご本人の体調不良は関係ありませんので〜!! (世間の人に誤解されたくないですw)

長くなりましたので、続きはまた・・





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